外壁塗替え時期2|外壁・屋根の塗り替えから防水工事・補修工事まで!岐阜の関市にて地元密着型の塗装工事を吉田塗装は行っています。
外壁塗替え時期2
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さて、今回は前回塗料によって塗装の寿命が変わってくると言いましたので、塗料についてくわしく紹介していきたいと思います。
みなさん塗料というと何を思い浮かべますか?ペンキくらいしか思いつかないと思います。それは塗り方であって正確には塗料の名前ではないのですが、実は塗料にもグレードというものがあり、その品質と値段はピンキリです。無論安い塗料を使えば質も落ちます。
まずアクリル塗料というものがあります。これは外壁塗料の中でも格段に安く最もグレードが低いものです。アクリルと言うと皆さん聞いたことがあると思いますが、アクリル樹脂というアクリル板の原料になっている成分が含まれています。これを液状もしくはワックス状に混ぜ込んだのがこの塗料です。この塗料は製造コストが安く、これを使えば確かに単価は安いので予算も抑えられますが、肝心なのが耐久年数。どんなに長くても5年しかもちません。その都度足場を組んで塗替えしなければならないので長期的には高くついてしまいます。現在ではほとんどの塗装業者はこれを使っていないのです。
使わないとはいいましたが、用途によっては使うことがあります。例えば数年以内に解体する場合や、軒天などの透湿性が要される部分ではよく使われます。無論旧世代のアクリル塗料は使いません。現在では研究が進み、少しですが耐久性は伸びています。現在使っているアクリル塗料は新技術を取り込んだアクリル塗料を使っているのですね。
次にウレタン塗料というもので、こちらも現在ではあまり使わない塗料となってしまいました。アクリル塗料に比べれば約10年は持つので耐久年数は長いのですが現在ではもっと耐久度の高い塗料が出てしまいましたので使用頻度は極端に低いです。
しかしこちらも用途によっては現在も使用される例があります。防水性や撥水性にすぐれているのでかつては屋根などの部分に使われていましたが、塗膜が柔らかいので現在でも雨樋や破風版などの細かい部分に利用されることがあります。また、ベランダやビルの屋上なんかに使われている防水用の塗料なんかは現在でもウレタン塗料だったりします。意外に身近な塗料です。
とここまで書きましたが、次回はさらにグレードが上の塗料について紹介していきたいと思います!
それではまた!